段ボールのはじまりは、1856年イギリスで帽子の汗取り用に波形の紙を使用したのが発祥であるとされており、包装用に用いられたのは、1871年にアメリカでランプの緩衝材として利用したのが最初で、当時は単に紙を波状(段)に加工しただけのものであった。1874年には、段による緩衝性を充分に利用するために片面ダンボールが製造され、主にびん類の包装として使用されていました。
1890年にコルゲータ(両面機)が発明され、1894年にはアメリカでランプのホヤの輸送用に外装用段ボール箱の製造が開始されました。日本では、1909年(明治42年)電球のサックとして片面段ボールが製造されたのが最初で、このとき『段ボール』という名称が誕生しました。